モラルハラスメントという言葉をご存知でしょうか?

傷も血もあざも、何も見えないけども、
なぜか息苦しくて、辛くて、力がなくなっていく…。

何もする気力がなくなっていく…。

そんな状態に陥ってしまうのが、このモラルハラスメントの怖いところです。


ここでは簡単にしか説明しませんが…。

「モラルハラスメント」 を直訳すると 「精神的な嫌がらせ」 になります。
しかし、実際は言葉や態度で相手のアイデンティティなどの内面を破壊する暴力です。

程度によっては、精神的虐待と言ってもいいとも言われています。



程度の差はもちろんありますが、モラルハラスメントに悩む被害者は非常に多く、
被害を受けたあとの精神的なダメージは、被害者の心に大きな傷跡を残します。

PTSD(心的外傷後ストレス障害)のような症状をみせることもあります。


モラルハラスメントは家庭や、職場などさまざまなところで起こります。

加害者は家族、配偶者の場合もありますし、職場だと上司や同僚だったりします。


被害者は何が起こっているのかさえわからなくなっていることがあります。

私もそうでした。

ACと、このモラルハラスメントという言葉に出会って、初めて自分の置かれていた状況が少しずつ見えてきたのです。



詳細は、以下の書籍を参考にしてください。

今、何が原因かよくわからないけども対人関係に苦しんでおられる方もぜひ読んでみてほしいと思います。


著者: マリー=フランス イルゴイエンヌ, Marie‐France Hirigoyen, 高野 優 モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない

著者: マリー=フランス イルゴイエンヌ, 高野 優
モラル・ハラスメントが人も会社もダメにする

私の場合は、実習中止を決断した時、ずっとずっと何が原因なのかわからず、苦しんでいました(現在も少し辛さは残っていますが)。


精神科や心療内科に行っても、薬で症状は抑えられても、この内面の苦しみの原因はわかりませんでした。


そんな時、モラルハラスメントという言葉に出会って、苦しかったことも事実ですが、

新たな側面が見えてきたのも事実です。


もっとたくさんの人にモラルハラスメントの恐ろしさを知ってもらいたいと思います。

もちろん、モラルハラスメントに関係のない人々にも・・・


更新応援クリックお願いします。 → 人気blogランキング(メンタルヘルス部門)



臨床心理士等が対応する渋谷・東京・横浜・大阪の心理カウンセリングPeacemind